エラボトックスの効果は?小顔が実感できる時期や回数・頻度など徹底解説
2025.01.16
小顔・フェイスライン 切らない施術

エラのボトックス注射は、メスで切らずに短時間で手軽に小顔になれるとして人気や需要の高いプチ整形施術です。
一方で、ボトックス注射をしただけで本当に小顔効果があるのか?どのくらい持続するのか?何回も繰り返し打たないといけないのでは?といった点が気になる方もいらっしゃると思います。
そこで、本記事ではエラのボトックス注射の効果をはじめ、適切な回数や頻度、効果とその持続期間などについて解説いたします。
ボトックスについては以下の動画でも詳しく解説しています!
目次
エラボトックスの効果に関する患者様からのお悩み相談

エラのボトックス注射の効果について気になるということですね。手軽でダウンタイムもほぼ無い施術ですが、本当に注射だけで小顔になれるのか気になる方も多いと思います。
本記事では、エラのボトックス注射の効果やその持続期間、注入頻度について解説いたします。
ボトックス注射とは

まずはじめに、ボトックス注射について解説いたします。
そもそもボトックスとは、ボツリヌス菌という細菌から抽出された毒素「A型ボツリヌストキシン毒素」です。この毒素を、生理食塩水で薄めて皮膚や筋肉へ注入する施術をボトックス注射と言います。
ボトックス注射は、文字通り対象部位への注射のみで終了するので施術時間も約5~10分と短く、腫れや内出血といったダウンタイムもほとんどありません。
また、さまざまな部位やお悩みに対応しており、お顔のしわ以外にもわき汗や肩こり、ガミースマイル、つり目などの改善効果のある治療です。
エラボトックスの効果について
顔を小さくする(小顔)効果
エラのボトックス注射といえば小顔効果です。
咬筋(こうきん)の呼ばれるエラ部分の筋肉にボトックスを注入することで、筋肉を縮小させて小顔にします。咬筋の発達具合いなど個人差もありますが、注入後は目視でも認識できる小顔効果が期待できます。
エラ張りの改善効果

エラボトックス注射は、小顔効果はもちろんですがエラ張りの改善にも効果があります。
エラが張ってしまっていることで、ゴツゴツとした印象のフェイスラインになってしまいますが、ボトックス注射を行うことで丸みのある滑らかな輪郭に近づきます。
歯ぎしり・食いしばり改善効果
小顔効果やフェイスラインを整える以外にも、エラボトックス注射を行うことで歯ぎしりや食いしばり改善にも繋がります。
咬筋へボトックスを注入することで筋肉を縮小させ、緩める作用があります。咬筋が緩むことによって歯ぎしりや食いしばりも緩和され、さらに歯ぎしりなどが原因の顎関節症や歯のすり減りのリスクも抑えることができます。
エラのボトックス注射の詳細はこちら
見た目の変化はいつから?エラボトックスの効果が現れる期間や回数
エラボトックス効果が現れ始めるまで
エラのボトックス注射は、術後約2~3日後から効果が表れ始めます。使われない筋肉は徐々に小さくなり、術後約1ヶ月頃に特に小顔効果を実感される方が多いです。
筋肉の発達具合や個人差などあるため、人によってすぐに変化を感じる方もいれば、逆に効果の実感まで少し時間がかかる方もいらっしゃいます。
エラボトックス効果の持続期間
個人差はありますが、エラボットクス注射の効果は約3~6ヶ月持続します。
エラボトックス効果が感じられない場合
エラにボトックスを注入したにも関わらず効果を感じられなかったり、変化がわずかな場合には以下のような原因が考えられます。
・脂肪や骨格など、顔の大きさの原因が筋肉ではなかった
・注入するボトックスの量が少なかった
・ボトックスが希釈されていた
・使用したボトックス製剤に問題があった
また、適切に注入を行って効果が出たとしても物足りなさや脂肪が多くついている場合には、顔の脂肪吸引と合わせて行うこともおすすめです。
脂肪を取り除き、筋肉を小さくすることでボトックス注射のみと比べて劇的な変化が期待できます。

エラのボトックス注射の術後の変化が感じられない場合についてはこちらのページもご覧ください
エラボトックスの施術間隔
先述の通り、ボトックス注射の効果の持続期間は3~6ヶ月です。
小顔効果やエラ張りの抑制を持続するためには、適切なタイミングで再度ボトックス注射を行う必要があります。
エラのボトックス注射は適切なタイミングで再注入を繰り返すことで、食いしばりなど筋肉の発達の原因となる癖が改善し、必要な注入量が減っていく方もいらっしゃいます。
しかし適切な施術間隔を守らなければなりません。当院では、ボトックスの再注入は3ヶ月以上開けることを推奨しております。
効果がピークの頃に比べて少しでもエラの張りが目立ったり、効果が実感できなかったとしても短い期間で頻繁に注入することはあまりおすすめできません。
ボトックス注射の適切な注入サイクルについては、こちらの記事もご覧ください。
失敗?エラボトックスで後悔しないための注意点
顔の大きさの原因によって
先ほど、少し触れましたがエラにボトックスを注入することで、張っているエラの筋肉を緩めて小さくすることで顔が小さくなります。
しかし、顔が大ききさにはエラの発達以外に、脂肪や骨格の要因があります。
お顔の大きさの原因が骨である場合は骨切りを、脂肪である場合は脂肪吸引を行うことをおすすめします。

骨切りについての詳細はこちら
お顔の脂肪吸引についての詳細はこちら
ボトックスを打ちすぎない
エラだけではなく、どの部位へのボトックス注射にも共通して注意するべきことは、ボトックスの注入量です。
顔全体には咬筋以外にもたくさんの筋肉があります。必要以上のボトックスの注入や誤った位置に注入を行うなどしてしまうと、不自然な表情や顔の動きに影響が出る恐れがあります。
また、大量に注入したり、短期間に繰り返し注入しすぎてしまうことで、ボトックスに対する抗体ができてしまい効果が低下してしまう恐れもあります。
効果はすぐに現れない
ボトックス注射後すぐに小顔やエラが小さくなる効果を期待されている方もいらっしゃるかもしれませんが、ボトックスの効果に即効性はなく、徐々に現れてきます。
注射後、2~3日経ってから徐々に効果が表れ始め、約2週間で効果が安定してきます。
術後すぐに効果が出ないからといって、焦ってむやみに追加注入しないようにしましょう。
エラボトックス×顔の脂肪吸引で小顔効果が更にUP
繰り返しになりますが、ボトックス注射はエラの筋肉(咬筋)に作用して筋肉を小さく・緩めることで、小顔効果を実現する施術です。もちろん脂肪には作用しないため、筋肉の大きさ以上に脂肪がついていると、小顔効果があまり実感できないといったケースがあります。
お顔の脂肪を根本から取り除き、より一層の小顔効果を求める方には「お顔の脂肪吸引」との組み合わせ治療がおすすめです。

図のように皮下組織内の脂肪細胞が多く、厚い層になっているとボトックス注射で筋肉を小さくしても小顔効果が現れにくい状態です。
そこで、脂肪吸引による余分な脂肪除去とボトックス注射を組み合わせることで、小顔効果以外にも丸顔や顔太りの改善が期待できます。また、脂肪吸引は脂肪細胞そのものを取り除くので、術後のリバウンドのリスクもありません。
水の森美容クリニックのエラボトックスの特徴・こだわり
経験や実績が豊富!確かな医師の技術力

小顔にするために必要なボトックス注射の注入量は、患者様のエラの筋肉(咬筋)の大きさより異なります。
経験や実績、そして確かな知識を持ったドクターが、カウンセリングでエラの筋肉の発達度合いを見極め、適切な注入量をご提案します。
細い注射針で痛みや内出血を最小限に
水の森美容クリニックでは、34ゲージの細い注射針を使用して、痛みや内出血を最小限に抑えておりますので、注射後の腫れや痛みはほとんどありません。
また、施術時間はたったの10分なので、患者様の負担の少ない治療と言えます。

厚生労働省の認可を受けているアラガン社の製剤を使用

当院で使用しているボトックスビスタは、日本国内で唯一厚生労働省が承認している製剤です。
世界91か国以上で25年以上にわたって広く美容医療・アンチエイジングに使用されており、厳しい品質管理のもとクリニックまで届けられる高品質製剤です。
また、ボトックスビスタを用いる治療には専門知識が必要なことから、アラガン社の認定を受けた医師のみ取り扱いが可能となっております。
水の森美容クリニックのエラボトックスの症例




エラボトックス注射についてよくある質問
Q. エラボトックスはどのくらいで効いてきますか?
A. 術後2~3日後から徐々に効果が出始め、2週間ほど経つと効果が安定してきます。効果のピークは、術後2~4週間後です。
Q. エラボトックスは何回目で効果が実感できますか?
A. 1回目の施術から実感いただけます。効果を実感できない場合、顔の脂肪吸引と組み合わせて行うとより効果的です。また、不十分な施術によって効果が出ない場合もあります。
Q. エラボトックスは何ヶ月に一回すれば効果が持続しますか?
A. 約6ヶ月に1度の注入で効果の持続が期待できます。場合によっては、効果が早く切れてしまいますが、再注入は3ヶ月以上空けることを推奨します。
Q. エラボトックスの2回目はいつ頃行えばいいですか?
A. 1回目の注入から3ヶ月が経過し、エラの筋肉(咬筋)が再び発達してきたりエラが目立ち始めてたら検討しても良いかもしれません。
ボトックス以外のエラ張り改善や小顔効果がある施術
骨切り
骨を切る(削る)など骨に直接アプローチし、フェイスラインやVラインを整えるほか、お顔全体の印象改善に効果が期待できる施術です。
エラ張りの原因が骨である方は、エラの骨(下顎角)の骨切り術や骨削り術を行うことで、滑らかなラインの輪郭に整えることができます。
医療用ハイフ(HIFU)
高密度の超音波を皮膚の奥深くの層へ照射することで熱を与え、お肌の引き締めや組織の自然治癒と相まってコラーゲンやエラスチンなどの生成を促すことができる機械です。
リフトアップや小顔効果、お肌のハリ・ツヤの改善などが期待できます。
当院では、最新機器ウルトラフォーマ―MPTを導入しています。

ボルニューマ
高周波によって真皮層や脂肪層に均一に熱を加えることで、脂肪層を引き締めたり、肌のたるみを改善します。また、コラーゲン生成を促すことで肌のハリや弾力アップの効果も期待でき、しわ改善やリフトアップ効果につながります。
ハイフとの組み合わせ施術”ボルフォーマ―”でより効果を実感していただけます。

医師による無料のカウンセリング
診察は全て医師が丁寧に行い、必要な治療法のみをご提案いたします。
美容医療が初めての方でも、まずはお気軽にご相談へお越しください。

2023.05.29
2025.01.16
小顔・フェイスライン 切らない施術
監修医情報
医師
水の森美容クリニック 総院長 竹江 渉
経歴
平成10年 東京医科大学医学部卒業
平成18年2月 水の森美容クリニック開院
所属学会
麻酔科標榜医
BOTOX VISTA®認定医
ジュビダームビスタ®認定医

マスクを外す機会も増えてきたこともあり、小顔に治療でエラのボトックス注射を検討しています。
ただ、本当に注射だけで効果があるのか?どのくらい効果が持続するのか?といったことが気になるので、事前に確認したいです。